Book/書評

【最速で仕事をする】トヨタの会議は30分【書評・要約まとめ】

2021/11/16

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トヨタの会議は30分

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日本で勢いのある企業の1つ、トヨタ。この本は最速で仕事をするトヨタの習慣や風習が分かります。一緒に盗みましょう。

 

さらだ的 この本が向いてる人

  • さくさく読みたい(本が苦手)
  • 仕事は効率とスピード重視
  • 向上心があり即効性を求めている
  • モノゴトは本質でみる
  • 一流の仕事を知りたい

 

SaRaDa
ビジネス書は月に平均10冊、年間120冊以上読みます。国際コンテスト入賞経験もある元ガチファッションデザイナーで本の虫。VOGUEからForbesといった雑誌、古典文学、哲学も大好き。

 

 

基本情報

2021年11月現在でAmazonの自動車カテゴリでベストセラー1、楽天ブックスの経営戦略・管理部門で6位です。

 

  • 書名:トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術
  • 著者:山本 大平
  • 出版月:2021/4/12
  • 出版社:すばる舎
  • 定価:1,430円(税込)

 

著者の山本さんは実際にトヨタで働いた経験がある方です。その後TBSテレビへ転職していたり面白い経歴の方です。

 

目次

第1章 極限まで無駄を減らす「時短会議術」

第2章 確実に相手を仕留める「コミュニケーション術」

第3章 トヨタ魂の根幹「本質思考」

第4章 スピリットをつなぐ「トヨタの教育」

第5章 良好な人間関係を築く方法

第6章 人間力を嵩上げする「配慮」のつくり方

 

トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術

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さらだピック:トヨタの習慣5つ

本記事では本で紹介されているトヨタ式の仕事方法を5つピックしてみました。本記事で興味持った方は是非手にとって読んでみてくださいね。

 

SaRaDa
ビジネス本は特に【知識 < 実践】。端から端まで読まずにサクサク読んで自分に必要な所を実践しています。

 

 

人は5秒で見抜け

トヨタ式の人間観察法です。相手の人物像や今日の雰囲気などを5秒で察してアプローチする。要は相手を見て対応しろってこと。どんな切り口やストーリーで話すのが良いのか自分で考える。社内外問わずです。

 

SaRaDa
一見当たり前の話に見えますが大手企業の本社の戦略チームが【1つの評価基準】にしているところに私は面白さを感じました。

 

それと、この話って人間観察法の話ですがに本質は自分で考えるってところ。著書の中でトヨタは一貫して自分で考えろというメッセージをずっと書いています。

 

ココがポイント

自分で考えろ

 

口2耳8

人の話は尊重するが自分の意見はしっかりと発言するということ。

 

口0耳10のような意見を言わない人は会議に出席する意味がないし、口8耳2みたいな話すぎる上司がいる会議も部下の意見が出ずらいですよね。

 

SaRaDa
完全テレワークなのですが音OFFで発言しない人ってオンライン会議だと本当に存在なくなりますよね。逆にダラダラ話す人がいると切りづらいです(笑)

 

聞きすぎず話しすぎず。ちょうどいいのが口2耳8だとトヨタはいっています。

 

 

あえて空気を読まない

場を円滑に進めようとして同調すると新しい物事は生まれないです。そんな会社は未来がないです。

 

人間関係の維持>仕事の本質はあってはならないと本著では書いてあります。

 

SaRaDa
現場ではよくある話で上司の意見やまとまりそうな意見にとりあえず賛成しておくみたいな。

 

だから、あえて空気を読まず意見することをトヨタは評価します。

 

ココがポイント

人間関係の維持>仕事の本質はダメ

 

 

凡人だと開きなおる

天才なんてほとんどいない。トヨタは全員凡人として考えてます(笑)

 

凡人だから素直に頑張る。行き詰まったら素直にアドバイスや助けを求める方がいいよねと書いてあります。自分なら出来るとか変な意識の高さは求めていない。

 

ココがポイント

本質は素直さ

 

一方で現実に出来るか分からない理想を持ってガムシャラに頑張る意志も尊重しています。自動運転は日本の未来を明るくするみたいな。

 

SaRaDa
トヨタって効率重視なんですがどこか純粋さもある会社ですよね。

 

 

定例会議を壊す

そもそも毎月、毎週の定例っていりますか?とトヨタは投げかけます。何となくの進捗確認で時間を取ることに意味は無いよねって。

 

相談や確認方法もトヨタではペラ1でフォーマーット化しているようで1発で内容や進捗が分かるように効率化を徹底しています。フォーマット例が気になる方は本を手にとってください(笑)

 

トヨタが言う不要なもの

  • 定例会議
  • 議事録
  • とりあえずの上長アサイン

 

SaRaDa
実は著書冒頭のトピックです。多くの日本企業の古い体制を壊しているのが大企業トヨタが大企業たる所以かもしれません。。

 

 

 

おすすめ理由

日本のトップレベルの仕事を具体的に知れます。

具体的ってとこがポイントです。実業務の想像がしやすいしマネできます。

 

この記事では私が気になった5つをピックしましたが他にもたくさん目からウロコな仕事術が紹介されています。

 

トヨタらしく無駄な説明がなく本質の話ばかりなので本嫌いの飽き性でも挫折はしないと思います。

 

おすすめポイント

①具体的な実践例の紹介が多い
②本質しか書いてないのでサクサク読める

 

トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術

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さいごに

トヨタって自分で考えろ&無駄はなくせの2つのテーマを持った会社

「ウエット」「ドライ」の両方の特徴をもっていて面白い会社です。自分で考えろっていう教育は「ウエット」。無駄をなくせ!本質を見ろ!の効率重視なとこは「ドライ」。

 

時代に合わせて改革していくといわゆる老害の圧もあると思いますがトヨタって柔軟で大企業なのにベンチャー気質だなって感じます。

 

アフターコロナの日本経済がヤバいとばかり噂されてますが日本も古い体制を壊して自由で勢いがある会社が増えるといいですね。

 

 

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